book review: 嫌われる勇気

アドラーの教えについて、人生を迷う若者と哲学者である老人が対話を繰り返す形で紹介する本。誰でも幸せになれると主張する哲学者に対し、様々な角度から若者が反論する。本書を通じ、アドラーの教えについて下記のことが述べられている。

  1. 人は皆、幸せになれる
  2. 人は変われるを前提に考えよ
  3. 必要なのは幸せになる勇気
  4. 今、この刹那を最大限生きなさい
  5. フロイト的な原因論ではなく、目的論に立脚した生き方をせよ
    • 過去を現在の不幸の原因としてとらえてはならない。
    • 過去のイベントの意味づけをするのは自分自身。
    • 自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味により自らを決定する。
  6. アドラー心理学は「使用の心理学」
    • 何が与えられているかではなく、与えられたものをどう利用するかを考える
  7. 人生のすべての苦難は人間関係に起因する
    • 承認欲求を否定せよ
      • 承認欲求は不自由を強いる
    • 課題を分離せよ
    • 他社の課題を切り捨てよ

[article review] Information Discovery: Needles and Haystacks

本記事では、情報検索技術の歴史について概観している。紀元前3000年のシュメール人が、粘土の書き板に情報を記していた時代のお話から始まり、図書館、そしてWebでの情報検索のお話へと発展していく。本記事は、IEEE Internet Computingの前書きのようなもので、後続する3つの情報検索に関する記事の簡単な紹介をする役割も担っている。
DOI: 10.1109/MIC.2005.55

Botnetの解体の難しさに関する記事

Avalancheボットネットが解体されたが、それにはかなりの時間を要した。
その理由の一つに、本ボットネットがFast Fluxネットワークを利用していたためである。
要は、足がつきにくいようにIPアドレスを次から次へと変更する技術である。
2種類のFasdt Fluxネットワーク、すなわちSingle FluxとDual Fluxの説明などもあり、わかりやすく書いてある。

http://www.welivesecurity.com/2017/01/12/fast-flux-networks-work/

2016年の10大セキュリティインシデント

こうやって振り返ると、2016年は、かなり色々な攻撃があった年であった。
IoTデバイスがボットネットかして攻撃してきたというのが非常に大きいニュースではあるものの、個人的には、昔自分が住んでいたフィンランドでの事件が印象に残った。
ビル自動管理システムが攻撃され、リモートメンテナンスもできなくなり、結果、暖房が止まり、11月の寒いフィンランドでは人々の生命を脅かす攻撃であったことだろう。

http://www.welivesecurity.com/2016/12/30/biggest-security-incidents-2016/

TeleBotsの活動状況

TeleBotsはウクライナの金融セクターの著名人を標的とした攻撃を実施している。どうやらBlackEnergyと同一メンバで構成されるグループのようである。
攻撃コードはPythonで書かれ、それがPyInstallerにてコンパイルされたものであるとのこと。
ESETはウクライナ周りの記事が最近多いが、やはり欧州出身の会社であるため、興味がある内容なのだろう。
日本に住んでいると、もっとほかに気になる記事がたくさんあるというのが正直なところではある。

http://www.welivesecurity.com/2016/12/13/rise-telebots-analyzing-disruptive-killdisk-attacks/

RetefeによるTesco銀行への攻撃

Tesco銀行のincidentでは、実際に口座から現金を引き下ろされてしまった預金者がたくさんいて、大問題になった。
そのRetefeのターゲットはTesco銀行だけではなかったようだ。そのRetefeについて紹介された記事である。

http://www.welivesecurity.com/2016/11/10/tesco-bank-not-alone-targeted-retefe-malware/

Confickerを振り返る

Confickerは非常に広く感染。しかし、本記事によると、それが悪用されることはなかったようだ。あまりにも広く感染し、皆が警戒しているため、敢えてそれに手を出して捕まるリスクを取りたくないのかもしれないとのこと。
Confickerは自ら感染をどんどん広げてきているが、最近のマルウェアは、なるべく検知されないようにすることに重点をシフトしてきている、との考えも記されている。

http://www.welivesecurity.com/2016/11/21/odd-8-year-legacy-conficker-worm/